ヨ ┠              [一般教養科目](42問中20問選択:1問につき3点, 60点満点) 〔第1問〕 近代国家が誕生するまでにも, 我が国において様々な法が作られ, 作られた法の改定や施行細 則の制定, またそれらの集成が行われてきた。 次のアからエまでの各記述は, いずれもその例で あるが, これらの記述を年代順に配列したものとして正しいものを, 後記1から5までの中から 選びなさい。 (解答欄は, [bP]) ア.この法令は, 「天子諸芸能の事, 第一に御学問也。 学ばざれば則ち古道に明らかならず。 而 して太平を致すは未だ之れ有らざる也。 貞観政要は明文也。 寛平遺誡は経史を窮めざると雖 も, 群書治要を誦習すと云々。 和歌は光孝天皇より未だ絶えず。 綺語たりと雖も, 我国の習 俗也。 棄て置くべからずと云々。 禁秘鈔に載する所の御習学専ら要候の事。 」という第1条か ら始まり, 武家が公家を規制する内容を持ち, 武家の世における朝廷の法的枠組みを作った ものといえる。 イ.この法令は, 「(省 略)」という目的で制定された。 ウ.この法令は, 33 か条の条文の末尾に「(省 略)」と制定の目的が記されており, 新しい体 制としての独自の裁判基準を定立しようとしたものといえる。 エ.この法令は, 天皇の命をうけて, 「古典を周室に捜(さぐ)り, 旧儀を漢家に択び, 弘仁貞観 の弛張を取捨し, 永徽(えいき)開元の沿革を因脩し」て編さんしたとされ, それまでの法令 の施行細則を集成し, 改定や追加なども行われて, 施行細則として集大成された。 1.イ ア エ ウ 2.イ ウ ア エ 3.イ エ ウ ア 4.エ ア イ ウ 5.エ イ ウ ア 【出典】イ 石井進ほか編『中世政治社会思想 上』 ウ 石井進ほか編『中世政治社会思想 上』 〔第2問〕 次の【年表】は, 近代日本の政治史上の重要な出来事を並べたもので, その間の時期をアから オまでで示してある。 アからオまでの期間における出来事として適切なものを, 後記1から5ま での中から選びなさい。 (解答欄は, [bQ]) 【年表】 慶応 3(1867)年 王政復古の大号令が発せられる。 ア 明治 14(1881)年 明治十四年の政変が起こる。 イ 明治 22(1889)年 大日本帝国憲法発布 ウ 大正 2(1913)年 大正政変が起こる。 エ - 2 -            す タタ タせ ゝb  ゝゎ ⊂     グ グゎθ   す                 q    せ    ⊂         す グ ┠グ ゎθ    すす タ  す          グ ググ ゎθ                                                                                      グ ゎθ   モモモ ┤ ャャ せ  ぢ ャャ ┤                          〔第7問〕 次の文章の空欄(ア)から(エ)のいずれにも入らない語を, 後記1から5までの中から選び なさい。 (解答欄は, [bV]) (省 略) 1.感情 2.思想 3.手段 4.目的 5.方便 【出典】森外『当流比較言語学』 - 6 -     ゞり                      S                        〔第10問〕 表(片面)には P か ¬P のどちらかが, その裏(もう片面)には Q か ¬Q のどちらかが書 かれているカードがあって, その中から 4 枚を選んで, 以下のように並べる。 < 1 枚目> P < 2 枚目> ¬P < 3 枚目> < 4 枚目> Q ¬Q 1 枚目のカードの裏は, Q かもしれないし ¬Q かもしれない。 2 枚目のカードの裏も, Q かも しれないし ¬Q かもしれない。 3 枚目のカードの裏は, P かもしれないし, ¬P かもしれない。 4 枚目のカードの裏も, P かもしれないし, ¬P かもしれない。 さて, この 4 枚のカードの中に, 「P のカードは裏返すと Q である」という条件に反するカー ドがあるかどうかを調べたいとする。 できるだけ少ない枚数をめくって, その条件に反するカー ドを見付け出すためには, 最低限何枚どのカードをめくればよいか。 正しいものを, 次の1から 5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [10]) 1.P と書かれたカードを 1 枚だけめくって, 確かめればよい。 2.P と ¬Q と書かれたカードの 2 枚をめくって, 確かめればよい。 3.P と Q と書かれたカードの 2 枚をめくって, 確かめればよい。 4.P と ¬P と Q と書かれたカードの 3 枚をめくって, 確かめればよい。 5.P と Q と ¬Q と書かれたカードの 3 枚をめくって, 確かめればよい。 〔第11問〕 次のアからオまでの各記述は, 「人間とは何か」について述べた思想家の著作からの引用である。 後記1から5までは, それぞれの引用についての説明であるが, 説明の内容として下線部に明ら かな誤りが含まれているものを, 後記1から5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [11]) (省 略) 1.アは『倫理学』からの引用である。 和辻哲郎によると, 社会とは個人や自我を中心に考察で きるものではなく, 人間そのものが, 個人であると同時に社会的存在であり, したがって個 と全体という互いに矛盾する要素を備えた存在なのである。 2.イは『存在と時間』からの引用である。 ハイデガーによると, 人間は死と向き合う中で本来 的な自己となり得るのだが, ほとんどの場合, 日常の忙しさの中で死への不安を感じ, そこ から逃れ本来の自己を喪失してしまっている。 3.ウは『実存主義とは何か』からの引用である。 サルトルによると, 人間は, ペーパーナイフ のように概念的に定義できるものではなく, 社会との関わりの中で, 普遍的な人間本性とい う「設計図」を現実のものにしていくものである。 4.エは『経済学・哲学草稿』からの引用である。 マルクスによると, 人間は孤立した存在では なく, 労働を通して他者と連帯し, 自己を確証していく存在である。 しかし, 労働が手段化 された社会では, 労働者の社会的連帯も失われてしまう。 5.オは『統治二論』からの引用である。 ロックによると, 人間は自然状態においても, 他者の 自然権を尊重せよという自然法に従って生活し得るものと考えるが, 自然権をより確実に守 るために, 他人と同意することによって, 自ら政府を樹立することができる。 - 8 - 〔第12問〕 次の(1)の主張に対して(2)の主張が論理的に見て厳密な否定にならない組合せを, 次の1から 5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [12]) 1.(1) このクラスの学生は全員, 哲学か又は論理学を履修している。 (2) このクラスの学生の中には, 哲学も論理学も履修していない学生もいる。 2.(1) この大学には, 法学部と経済学部と文学部がある。 (2) この大学には, 法学部がないか, 経済学部がないか, 文学部がないかのどれかである。 3.(1) この大学の文学部か法学部のどちらかには, 論理学と哲学が両方ともある。 (2) この大学は文学部にも法学部にも, 論理学か哲学のどちらか一方はない。 4.(1) この大学は法学部にも商学部にも, 哲学の講義はある。 (2) この大学の法学部か商学部の少なくともどちらかには, 哲学の講義はない。 5.(1) 哲学か文学の少なくともどちらかは, この大学の工学部に置かれている。 (2) 哲学も文学も, この大学の工学部には置かれていない。 〔第13問〕 アメリカ合衆国大統領に関する次のアからエまでの各記述について, 正誤の組合せを, 後記1 から5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [13]) ア.国民は州ごとに大統領選挙人に対して投票し, この大統領選挙人が大統領と副大統領を選出 する。 イ.大統領は, 議会に対して法案提出権を持たない。 ウ.議会が可決した法案に対して大統領が拒否権を発動した場合, 上下両院が各3分の2以上の 多数で再議決すれば拒否権は覆される。 エ.大統領は, 弾劾裁判による場合を除いて, 議会によって罷免されることはない。 ア イ ウ エ 1.正 正 正 正 2.正 正 正 誤 3.正 正 誤 正 4.正 誤 正 正 5.誤 正 正 正 - 9 -             W   W  W  W WW                           W                                                 ほP PP ィ ほほ グィ ↓≧グほ グ PVィゎ >θ         99  ゎθ  9 9 9 9 9                     $%&' DEFG $ED%$% %&&'$&$ '$%&' ゎθ  $%&' $&%' $&'% %&'$ &$'%   '1$ゎ3&5'1$3&5 '1$ '1$ 3&5'1$ 3&5'1$ ゎθ                          どぬぬぬぬゐぬ ゐぬグぬグ ゎθ どぬ」 どぬ ぬg ぬ ぬ ぬ ぬg ぬ ゐぬg ゐぬ   g DHググ ゎθ ┤ %7 ぢぢ  ググ   D E D F E H F G G H            グ グ ゎθ     ▼          ↓  ▼▼ g ▼         グ グゎθ  ▼▼W W ▼▼▼ ▼▼▼▼  ┤ ┿ ※               P  PP  ゎθ  P P P P P   グ ゎθ   す †  K3D  g   せ グ ゎθ   b           ゎ     グ グ ゎθ  / J / J  / P/ / P/  / J / J  / J  / J / J  /   J  / J / J    グ ┿f ┤ゎθ  1D ) 1D  1D ゥアト イ イイ  アト アトアト ッフ ・ネ ・ネ              グ ゎθ  ↓〓  ↓  ΥΥ      ゛ ゛  ア イ ア  ア ウ ウ ア イ   ウ ウ ア  ア  ャ グ ゎθ         ┠┠ リ リ ナィリゥ ヨィリゥ ゎθ  オー イオ V(X)   3 36 50 125 V(X)    3 9 50 125 V(X)    3 36 7 125   V(X)  2 9 7 125   V(X)  2 36 E(X)  E(X) E(X) E(X) E(X)    〔第37問〕及び〔第38問〕 以下の英文を読んで, 〔第37問〕, 〔第38問〕に答えなさい。 なお, 〔第37問〕又は〔第38問〕の うち, 一方を選択し, 他方を選択しないこともできる。 (省 略) 〔第37問〕 前記英文中の空欄(ア)から(エ)に入る語句の組合せとして最も適切な語群を, 次の1から 5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [37]) 1.disguise, diversity, divisions, dominant 2.disguise, diversity, deliberate, divisions 3.disguise, distribution, 4.distribution, 5.diversity, divergence, divergence, divergence, divisions deliberate, divisions, dominant dominant 〔第38問〕 前記英文中の空欄(カ)から(ケ)に入るものとして最も適切な語句の組合せを, 次の1から 5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [38]) 1.カ leads to キ exceed ク contributed to ケ given rise to 2.カ leads to キ proceed ク focused on ケ given rise to 3.カ results from キ proceed ク focused on ケ taken notice of 4.カ results from キ exceed ク contributed to ケ given rise to 5.カ results from キ exceed ク focused on ケ taken notice of 【出典】Yoshio Sugimoto, “The Cambridge Companion to Modern Japanese Culture”. - 20 - 〔第39問〕 次の文章の空欄(ア)から(エ)に入るものとして最も適切な語句の組合せを, 後記1から5 までの中から選びなさい。 なお, 本文中[…]とあるのは, 本文を一部中略していることを示し ている。 (解答欄は, [39]) (省 略) 1.ア varied and delectable イ bad, or mediocre ウ picking and choosing エ simple and delicate bad, or mediocre イ picking and choosing simple and delicate エ varied and delectable 3.ア varied and delectable イ simple and delicate ウ picking and choosing エ bad, or mediocre simple and delicate イ varied and delectable bad, or mediocre エ picking and choosing varied and delectable イ bad, or mediocre simple and delicate エ picking and choosing 2.ア ウ 4.ア ウ 5.ア ウ 【出典】Jane Grigson, “English Food”. - 21 - 〔第40問,第41問及び第42問〕 以下の英文を読んで, 〔第40問〕から〔第42問〕までの問に答えなさい。 なお, 〔第40問〕から 〔第42問〕までのうち, いずれか1問又は2問のみを選択することもできる。 (省 略) 〔第40問〕 前記英文中の空欄(A)から(E)に入る語句アからオまでの順番として最も適切なものを, 後記1から5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [40]) ア. actual イ. democratic ウ. impossible エ. literal オ. typical 1.イ ア オ エ ウ 2.ウ ア オ イ エ 3.オ ウ エ イ ア 4.ア オ エ イ ウ 5.オ ア イ エ ウ 〔第41問〕 下線部(1)の意味を表す最も適切な表現を, 次の1から5までの中から選びなさい。 (解答欄 は, [41]) 1.are on the waiting list 2.are demanding strongly 3.are in a state of suspense 4.are not really interested 5.are asking for guidance 〔第42問〕 下線部(2)の意味に最も近い表現を, 次の1から5までの中から選びなさい。 (解答欄は, [42]) 1.attack 2.deception 3.betrayal 4.confidence 5.invasion 【出典】Tom Harrisson and Charles Madge, “Britain by Mass-Observation”. - 22 -